2018/07/09

京都の民泊プレイヤー事例 01:民泊ゲストハウス

取材協力:Guest House Sakuraオーナー 石田博之様

ゲストハウスを始めたきっかけとは?

仕事を引退し、特にする事なく日々暮らしていた両親に、なにか楽しみや刺激になるような事はないかと考えていた所に民泊の存在を知り、自己所有物件のテナントを改装してやってみようという事になりました。 売上至上が目的ではなくあくまでも自分たちが楽しみながらやっていく事を主目的に据えて始めました。 無理せずできる範囲で少しずつ売上をあげていければいいなと。しかし初めてみたら思ったよりもすぐに予想以上の売上が上がりました。(笑)

どんな方が利用しているのですか?

90%以上が海外からのゲストです。国籍は集中する事なく、アメリカ各州、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、たまにアフリカからと世界中からお越しいただいています。 Guest House Sakuraオーナー石田博之様

ゲストハウスを運営する上で大切にしていることは?

私が運営する上で力を入れているのはゲストとのコミニュケーションです。 ゲストが到着した時には対面で鍵を手渡し、直接部屋の案内をし、まず私達ホストを知ってもらう事でゲストの方たちに安心して滞在してもらえるよう心がけています。 ハード面で言えば日々の生活に必要な一通りのものは揃えています。 冷蔵庫、洗濯機、調理器具や食器、文房具類などははもちろんの事、綿棒、ガーゼや絆創膏などを入れた救急箱、夏には蚊取り線香まで、私達日本人が日々の生活で使いそうなものはだいたい用意しています。

どんなことがゲストに喜ばれますか?

私の部屋に宿泊に来るゲストが総じて喜んでくれるポイントは私の両親の「世話力」ですね。 ゲストが困った時には基本的に私ではなく私の両親がゲストの世話をします。 例えばゲストが観光地への行き方がわからないと言えば、説明するのはもちろんの事、バス乗り場まで案内したり、時には観光地まで一緒に行ったりもします。 ゲストが急病で病院に行きたいといえば、症状に適した病院を探し、ゲストが安心できるように付き添います。 ゲストが困った時には解決できるまで可能な限りサポートしています。 両親で手に負えないような問題が発生した場合は私がサポートに入ります。 宿泊してくれるゲストのほぼ全員が私ではなく私の両親を称賛してくれます(笑) Guest House Sakuraオーナー 石田博之様

ゲストハウスを運営をしてきた中で大変だったことや苦労したことを教えてください。

民泊運営での苦労はやはり言語ですね。私を含め、三人共日本語以外話せないので ちょっと込み入った会話は翻訳アプリ頼みです。それでも伝えようと思う気持ちと相手の思いを知ろうとする気持ちがあれば通じますね。

ゲストハウス運営への想いや考えを教えてください。

私は私の部屋に宿泊に来てくれたゲストに「ホテルでは得られない特別な思い出」を残してあげたいと考えています。私の両親のもてなしこそがそれにあたると考えています。

あなたにとってゲストハウス運営の「成功」は何ですか。ご自身の経験を踏まえて、運営を成功させるコツを教えてください。

民泊で成功する為にはもちろん立地や価格といった基本的な要素で集客するやり方もあるのでしょうが、 私達の様にオンリーワンのサービスを提供する事でも十分成功できるのだと確信しています。 事実、予約サイトの高レビューが溜まれば溜まるほど、客単価も予約数もどんどん増えていきましたので。 Guest House Sakuraオーナー 石田博之様

今後の目標について教えてください。

今まで通り、無理なく楽しみながらそしてゲストに喜んでもらう事を主眼において続けていければと思っています。

これから民泊事業を始める方へメッセージをお願いします。

民泊事業は思った以上に楽しいですし、収益にもなります。 そして営業したい日、休みたい日を自分でカレンダー調整できるので無理なく続けられる事業だと思います 参入を迷っている方には是非やってみる事をおすすめします。 <Guest House Sakura概要> 住所:京都市右京区西京極西川町45-1 ドルミイシダ1F 営業時間: CHECK-IN 15:00~22:00 CHECK-OUT 7:00~11:00

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